犬の目は対面した時に一番最初に見える所。目の病気でなくとも、目を見ただけで愛犬の元気の状態を把握できる大切な所。 目の病気は単独の病気だけではなく、症状が１つだけあったり、複数あったりと様々です。 角膜は眼球の外側にあり、常に空気と接触しています。 角膜の乾燥を防ぐのは、涙とまぶたで角膜が傷ついたり、まばたきが満足にできず空気に触れる時間が長いと角膜炎になります。 結膜は普段ピンク色ですが、炎症によって赤くなったり、ブツブツができたりします。目やにの色が、黒や茶色など黒に近いものだと異常は見られませんが、粘膜性のものや大量に出ている、目が開けられないなどは病的と考え、病院に行く事をオススメします。
目の病気
目次
- 目の病気
- 逆さまつげ
- 類皮腫（るいひしゅ）
- 眼瞼内反症（がんけんないはんしょう）
- 異所性睫毛（いしょせいしょうもう）
- 眼瞼外反症（がんけんがいはんしょう）
- 流涙症（りゅうるいしょう）
- 小眼球症（しょうがんきゅうしょう）、無眼球症（むがんきゅうしょう)
- チェリーアイ、瞬膜露出症（しゅんまくろしゅつしょう）
- ドライアイ、乾性角結膜炎（かんせいかくけつまくえん）
- 東洋眼虫（とうようがんちゅう）
- 結膜炎（けつまくえん）
- 強膜炎（きょうまくえん）、上強膜炎（じょうきょうまくえん）
- 角膜炎（かくまくえん）
- 前房蓄膿（ぜんぼうちくのう）
- 前房出血（ぜんぼうしゅっけつ）
- 網膜剥離（もうまくはくり）
- 結膜下出血（けつまくかしゅっけつ）
- ブドウ膜炎（ぶどうまくえん）
- 核硬化症（かくこうかしょう）
- ホルネル症候群、又はホーナー症候群
- マイボーム腺炎
- マイボーム腺腫
- 角膜ジストロフィー
- 角膜潰瘍（かくまくかいよう）
- 白内障（はくないしょう）
- 緑内障（りょくないしょう）
- 眼瞼炎(がんけんえん)
逆さまつげ
ポイント まつ毛が眼球に刺さる 症状は目ヤニ、充血、涙、引っ掻くこすりつける 原因は眼瞼内反症と異所性睫毛 治療は原因によってま...
続きを読む類皮腫（るいひしゅ）
ポイント 症状は目に毛が生えているように見える 異常なく生活していくこともできる 二次的に角膜損傷、類皮腫周囲に色素沈着などがある ...
続きを読む眼瞼内反症（がんけんないはんしょう）
ポイント 症状はまつ毛が目の表面を常に刺激して持続的な痛みを伴う 掻いたり、こすりつけたりで２次的に角膜炎や結膜炎を併発したりすることもある...
続きを読む異所性睫毛（いしょせいしょうもう）
ポイント まつ毛が内側に向いて生えて目の表面に刺さる 症状は結膜充血、涙の増加、まぶしそうな表情など 治療はまつ毛を抜く、手術で毛根ご...
続きを読む眼瞼外反症（がんけんがいはんしょう）
ポイント 症状は眼瞼外反症はまぶたが外側へ反転する 目ヤニ、充血、涙、引っ掻く、こすりつけるなど まぶたが空気に触れる為、流涙症、角膜...
続きを読む流涙症（りゅうるいしょう）
ポイント 症状は流涙症（涙やけ）は、涙がまぶたから溢れ、着色される 目やにが鼻の横を汚したり、その部分に湿疹ができる 目頭をしきりにこ...
続きを読む小眼球症（しょうがんきゅうしょう）、無眼球症（むがんきゅうしょう)
ポイント 症状は小眼球症は先天的に眼球が正常より小さい目 無眼球症は眼球無い 眼球は十分に機能する眼から、視力がない眼まで様々 ...
続きを読むチェリーアイ、瞬膜露出症（しゅんまくろしゅつしょう）
ポイント 症状は目頭の部分の瞬膜が外に突出する 原因は外傷、腫瘍があった場合にも発症する 先天的になりやすい 治療は生活に支障が...
続きを読むドライアイ、乾性角結膜炎（かんせいかくけつまくえん）
ポイント 涙を分泌する涙腺の分泌細胞の機能そのものが低下して維持できず、まばたきの回数を増やしても改善しない 症状は目の周りに 黄色いネバネ...
続きを読む東洋眼虫（とうようがんちゅう）
ポイント 東洋眼虫とは、眼に寄生する寄生虫のこと 症状は感染当初はほとんど無症状 寄生してから３～５週間ほどで成虫になり動き回るように...
続きを読む結膜炎（けつまくえん）
ポイント 結膜炎は結膜に炎症が生じます 目だけの疾患と全身性疾患の一症状として起こる場合がある 症状は赤く充血、目の腫れ、目ヤニ、涙を...
続きを読む強膜炎（きょうまくえん）、上強膜炎（じょうきょうまくえん）
ポイント 症状は眼球周りが全域に赤くなる 痒み・痛みがなく目ヤニと腫れ充血など 原因はシャンプースプレーなどのアレルギーなどがあるがほ...
続きを読む角膜炎（かくまくえん）
ポイント 目に障害を受けやすい短頭種に多くみられる 症状は目をこする、壁や地面に顔をこする、光をまぶしがる、しょぼしょぼする、目ヤニ、涙など...
続きを読む前房蓄膿（ぜんぼうちくのう）
ポイント 症状は前眼房に膿汁が蓄積される 進行すると目の下辺りに濁りを確認できる 原因はハッキリしない 治療は点眼薬で完治するが...
続きを読む前房出血（ぜんぼうしゅっけつ）
ポイント 症状は前眼房（ぜんがんぼう）で出血 見た目ほど痛みは伴わないが、ブドウ膜炎を併発している場合は激しい痛みがある 原因は事故な...
続きを読む網膜剥離（もうまくはくり）
ポイント 網膜剥離は網膜が、脈絡膜からはがれてしまい、徐々に失明してしまう 症状は目の出血を確認できるケースもあるが、見た目は無症状なので発見し...
続きを読む結膜下出血（けつまくかしゅっけつ）
ポイント 症状は目に血がたまり、痛みや痒み、違和感などの自覚症状はない 視力低下を引き起こすことはない 止血異常があると大変なので調べ...
続きを読むブドウ膜炎（ぶどうまくえん）
ポイント 眼内の血管膜における炎症で赤く見える 症状は瞬き、目を細める、目ヤニ、濁る、強い痛みがある 検査すると目は鈍く濁り、赤みがが...
続きを読む核硬化症（かくこうかしょう）
ポイント 症状は水晶体核と呼ばれる硬い部分が中心に向かって圧縮され硬くなり、青みがかって白く見える 目の水晶体部分が堅くなり、白く濁り白内障...
続きを読むホルネル症候群、又はホーナー症候群
ポイント 眼とその周りの交感神経の障害によって発症 症状はまぶたの垂れ、瞳孔縮瞳、瞬膜突出、眼球陥没 原因は脳・脊椎・外傷・腫瘍・内耳...
続きを読むマイボーム腺炎
ポイント マイボーム腺に細菌が感染して急性炎症が起きる病気がマイボーム腺炎いわゆる「ものもらい」 症状はまぶたの淵が赤く腫れ上がり、イボのよ...
続きを読むマイボーム腺腫
ポイント 症状は眼のまぶたにあるマイボーム腺がイボ化（腫瘍化）したもの ９割以上が良性で外科的処置により局所での再発や転移はない 不快...
続きを読む角膜ジストロフィー
ポイント 症状は強い痛みはなく、光を嫌がる 左右対称で白濁点が現れ、症状が悪化すると、角膜全体がくすんだり、青っぽくなる 多くは進行性...
続きを読む角膜潰瘍（かくまくかいよう）
ポイント 角膜潰瘍は眼の表面にある透明の組織が傷（潰瘍）ができる 症状はしょぼしょぼ、目ヤニ、眼をかく、こすりつける、白く濁るなど 眼...
続きを読む白内障（はくないしょう）
ポイント 目の一部や全体が青っぽく、白く濁り、視力が低下する病気 症状は柱や壁にぶつかる、つまずく、目の前のものを鼻で探す、物音や接触にも大...
続きを読む緑内障（りょくないしょう）
ポイント 眼房水の循環に障害がでるのが緑内障 症状は眼内圧が上昇し、瞳孔拡大、眼球が拡大、充血や浮腫、まぶた痙攣、角膜の混濁など 痛み...
続きを読む眼瞼炎(がんけんえん)
ポイント 犬の眼瞼炎は、まぶたの周りが脱毛、赤く腫れる炎症 症状はまぶたは上下まぶたがあり、そのどちらにも起こる 湿疹ができて、化膿...
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