犬の耳

犬の耳は耳介(頭の外側に張り出されている部分)、外耳道、中耳、内耳で構成されています。正常な犬の耳は、いつも綺麗な状態を保っていて綿棒かコットンで拭いても薄っすら脂肪がつく程度で汚れて見れることはありません。そして犬の耳は、より小さい音も聞こえるように中耳の空間は人より広く、複雑な構造をしています。小さな音を聞き逃さないように、比較的大きくできているため耳の病気に悩ませている犬が非常に多いのが現状です。耳の病気は、案外身近に起きていて、耳の中の毛が細菌などの温床になり、炎症を起こしたりします。また、春から秋にかけて最もなりやすく、首を振る、耳をよく掻く、耳を斜めに傾ける、腫れているなど見られたら耳の中をチェックして汚れていたら耳を洗浄しましょう。 また、垂れ耳や毛が多いなどの犬種は、通気性が悪く比較的なりやすくいですが、立ち耳で毛が少なくても注意が必要です。

耳の病気