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ポイント
- 症状は水っぽい、粘りがある鼻水やくしゃみが出るなど
- 鼻水が鼻腔を閉ざして口で呼吸したりする
- 鼻涙管がつまり化膿して蓄膿症、流涙症(りゅうるいしょう)の併発
- 慢性化すると副鼻腔炎も併発する場合もある
- 原因はウイルスやカビ、細菌、刺激臭などが鼻腔に入り免疫力などが低いと発症する
- 異物混入、鼻の周りの外傷、腫瘍、歯の病気(歯周病)、アレルギーなども原因
- 治療は原因の細菌や他の鼻の疾患、歯周病に対する抗生物質や消炎剤の投与
- アレルギーの場合は、抗アレルギー剤とアレルギーの原因を特定し、接触を避ける
- 異物の場合には洗浄などをして異物を取り除き、炎症を起こしているようなら抗生物質などを投与
- 対策は暖かくして鼻水や目ヤニなどをこまめに掃除する
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鼻水(水っぽい、粘りがある)やくしゃみが出るなどの症状がある。初期症状は水っぽい鼻水があり、慢性になると粘りがある膿のような鼻水、鼻血が出ます。炎症や感染で鼻涙管(目から鼻までのパイプ)がつまり、化膿して蓄膿症や流涙症(りゅうるいしょう)、慢性化すると副鼻腔炎も併発する場合もあります。
外気を吸い込むと同時にウイルスやカビ、細菌、刺激臭などが鼻腔に入り、免疫力などが低かったりすると発症し、炎症を起こします。その他に異物混入、鼻の周りの外傷、腫瘍、歯の病気(歯周病)、アレルギーなども原因です。
細菌はどこにでもいますので、普段から衛生面や栄養などに気を配り、細菌に負けない免疫力をつけましょう。原因の細菌や他の鼻の疾患、歯周病に対する抗生物質や消炎剤の投与が主になります。アレルギーが原因の場合は、抗アレルギー剤とアレルギーの原因を特定し、接触を避けるようにします。異物の場合には洗浄などをして異物を取り除き、炎症を起こしているようなら抗生物質などを投与します。
なるべく、暖かくして鼻水や目ヤニなどをこまめに掃除してあげましょう。また、季節の変わり目は免疫力が低くなる為、寒暖差にうまく対応しましょう。