鼻涙管狭窄、鼻涙管閉塞
ポイント

  • 鼻涙管が細くなったり、詰まったりする
  • 症状は目ヤニ、涙、鼻水が出ない少ない
  • 原因は先天的なものは遺伝的な素因が要因。又、炎症、異物、外傷など
  • 治療は先天的な場合、改善するためには手術
  • 後天的な場合は原因を治療する
  • 対策は温タオルで目頭から鼻にかけてマッサージをすると効果がある

syouzyou先天的なものは遺伝的な素因が要因。又、炎症、異物、外傷などが原因で鼻涙管(余分な涙を目から鼻に流すための管)が細くなったり閉塞してしまう。涙は蒸発や鼻涙管を通って外に流れ出ることはないように調整されるが、この鼻涙管が細く(狭窄)なったり、詰まったり(閉塞)すると、涙が鼻まで行かず、逆流し流涙症(りゅうるいしょう)となります。

治療先天的に鼻涙管が狭かったり塞がれている場合、改善するためには手術をしなければなりません。鼻涙管に異物が詰まっている場合に、鼻涙管を洗浄して通るように処置をするケースがありますが、鼻涙管洗浄に関しても麻酔をかける場合があるので、涙やけだけが理由で手術や洗浄を行うことは、そこまでする必要があるのかどうかよく獣医と相談する必要がある。

対処日頃から鼻涙管をマッサージすることで、管を広げる事が出来る事があります。鼻涙管は目頭にあるので、目に指が入らないように気をつけて温タオルでカピカピの場所を優しく揉むように目頭から鼻にかけてマッサージをすると効果がある。