ポイント
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副鼻腔という空洞部分があり、この副鼻腔内に炎症を起こす症状です。また、鼻炎よりも粘りがある膿のような鼻水、鼻血も出る場合もあり、膿が溜まると蓄膿症になります。呼吸はしずらそうに、鼻涙管(目から鼻までのパイプ)が詰まっている為、涙や目ヤニが溜まりやすく、一番わかりやすいのが、副鼻腔という空洞部分に炎症が起きるため、鼻周辺が熱を持ち腫れることもあります。
ほとんどが鼻炎で慢性化して併発したものです。
治療は原因によって変わります。軽度の場合は、抗生剤、消炎剤、抗真菌剤などの投与で炎症や細菌を治療します。その他、鼻炎になっている原因、異物混入、鼻の周りの外傷、腫瘍、歯の病気(歯周病)なども治療します。
鼻付近が腫れていた場合は外科的に副鼻腔まで小さく切開して中の膿や溜まった血などを取り除き洗浄します。そのあとは、抗生剤、消炎剤、抗真菌剤などの投与で炎症や細菌を治療します。
副鼻腔炎は、ほとんど鼻炎の併発なので、くしゃみや鼻水が頻繁に出ると感じた場合は、鼻をチェックしておかしいと思ったらすぐに動物病院に相談しましょう。