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重症筋無力症(じゅうしょうきんむりょくしょう)

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syouzyou軽症のものでは、運動後に疲れやすい、歩き方に力強さがないなどの症状が見られるのみですが、重症になるに従って虚脱状態を起こすようになり、立ち上がれなくなることもあります。犬では食道及び咽頭の筋肉が骨格筋で出来ているため、これらの筋肉に症状が現れることがあります。食道や咽頭が侵されると、食道膨張(食道の運動性がなくなり虚脱して膨張してしまう状態)や嚥下(飲み込み)困難、眼球運動障害、咀嚼障害(口が開きにくい)を起こすようになり、食べ物を吐き出してしまったりするようになります。食道膨張だけが、この病気の症状として見られるような場合もあります。食道膨張や嚥下(飲み込み)困難が激しいものでは、食べた物が気管に誤って入り込み、誤嚥性肺炎を引き起こすことがあり、この状態になった場合は予後はあまり良くありません。

ganin筋肉は全て神経の支配を受けています。運動神経の興奮を筋肉に伝達する部分を神経筋接合部といい、主にアセチルコリンという神経伝達物質により、その興奮が筋肉へ伝達されて筋肉の収縮が起こります。筋肉には神経から放出されたアセチルコリンを受け取る受容体が存在しており、この受容体が何らかの原因により塞がれてアセチルコリンをうまく受け取ることが出来なくなり筋肉の収縮力が低下した状態を重症筋無力症といいます。重症筋無力症の多くは後天的に発生します。後天的重症筋無力症の原因は主に免疫介在性であると言われています。またあるものでは、胸腺の腫瘍が見られる場合もあります。

治療診断には、アセチルコリンを分解する酸素であるコリンエステラーゼを阻害する薬物(コリンエステラーゼ阻害薬)を注射する特殊な検査をします。治療にもこのコリンエステラーゼ阻害薬を使用します。また、免疫抑制剤である副腎皮質ホルモン(ステロイド)も使用されますが、食道膨張を起こしたものでは、あまり改善が見られない場合もあります。胸腺の腫瘍があるものでは、外科的に胸腺を切除する場合もあります。家庭では、食事の際の誤嚥を防ぐために、犬を後ろ足で立たせて食事をさせるなどの注意が必要です。

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