ポイント
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角膜と虹彩の間にある前眼房(ぜんがんぼう)で出血が起こった状態。見た目ほど痛みは伴わないが、ブドウ膜炎を併発している場合は激しい痛みがあります。
交通事故などによる外傷が原因で発症する場合が多いようです。特に目に障害を受けやすい、目立って見える短頭種に多い。外傷以外では緑内障、網膜剥離・ブドウ膜炎・白内障の術後・高血圧・窒素(酸欠)・寄生虫・先天性眼異常などです。
軽い外傷性などの出血そのものは、量が少なければそのままにしておいて、再出血がなければ数日には元に戻ります。しかし、緑内障、網膜剥離・ブドウ膜炎・白内障の術後などの原因で起こった場合はそれを治療する。