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胆嚢炎(たんのうえん)胆泥症(たんでいしょう)胆石症(たんせきしょう)

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胆嚢炎,胆泥症,胆石症
ポイント

  • 胆嚢は胆汁を産生・貯留する器官
  • 胆嚢炎は、血液性や腸管から逆流してくる細菌感染によって発症する
  • 胆泥症は、胆汁が泥状に変性したものが胆嚢に貯留した状態
  • 胆石症は胆泥がさらに変質して石状になった状態
  • 症状は初期には特にない
  • 進行すると元気、食欲低下、嘔吐、腹痛、歩行の異変、黄疸、脂肪便など
  • 原因は胆嚢炎や甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症に伴って発症
  • 細菌感染から併発した胆嚢炎の原因が多い
  • 胆嚢炎が胆汁の性状が変わり、胆石や胆泥になりやすい
  • その他食事の量や質、肥満、運動不足、老化、体質、遺伝的要因など
  • 2歳以上で慢性的になっていくケースが多い
  • 治療は内科的治療が中心
  • 原因が胆嚢炎の場合、抗生物質や消炎剤による治療
  • 甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症などの原因の場合、ホルモン剤による治療
  • 内科的治療には限界があり、閉塞を引き起こしている場合は外科的な処置
  • 対策はストレスを与えない、適切な食事や運動、健康管理を行う
  • 徐々に症状が悪化する慢性タイプのが多いので定期検査を行うことで早期発見・早期治療をする

syouzyou胆嚢は胆汁を産生・貯留する袋状の器官で、総肝管を通して肝臓や膵臓と十二指腸と接続しています。胆嚢内に貯留した胆汁が総胆管という管に流れて十二指腸に渡り、分泌された胆汁は、膵臓の消化液などと一緒になり、食べ物の脂肪分を消化吸収されやすいよう乳化する役割があります。胆嚢炎は、血液性や腸管から逆流してくる細菌感染によって発症する病気です。胆泥症は、胆汁が濃縮して変質し泥状に変性したもの(胆泥)が胆嚢に貯留した状態。本来の胆汁は、サラサラの水様性液体ですが、成分が変化するとドロドロの性質になり胆泥になります。胆泥がさらに変質して石状になったのを胆石といいます。しかし、犬では胆石症の発生は比較的稀な病気です。人間の場合は胆石症はコレステロールが結晶化したものが多いですが、犬のほとんどはカルシウム塩です。慢性は2歳以上でなることが多く、胆石の形状や大きさによって異なりますが、初期の症状は特に大きな症状がなく、血液検査で胆管系の酵素上昇で疑われるケースが多く見られます。しかし、肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、発症した時点で肝機能の約5~8割は障害を受けていることが多いため、症状が無くとも危険性が高い可能性があります。症状が落ち着いたりしても重症化する事が多く、重症化の予備軍とも言われています。病状が進行して胆嚢炎が悪化したり、肝障害が生じたり、あるいは胆道が胆石や胆泥が胆嚢から出て塞がれたりすると元気、食欲低下、嘔吐、結石が胆道を刺激して腹痛で背中を丸めうずくまる、などの症状があります。さらに歩き方がおかくなったり、胆道が閉塞して胆汁が十二指腸の方へと流れなければ眼や口腔粘膜などに黄色くなる黄疸が現れる事もあります。消化不良を起こし、胆汁色素が低下して排泄物が白く濁る脂肪便がみられ、それと同時に重症化すると胆嚢が腫れ破裂して腹腔内が汚染されて臓器が傷つき腹膜炎を起こすこともあります。

ganin慢性的になっていくケースが多く、胆嚢炎や内分泌疾患(甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症)に伴って発症する。また、細菌感染から併発した胆嚢炎が原因になって発症することが多い。胆嚢炎は細菌感染や腸炎・膵炎・肝炎・胆管炎などから併発して様々な症状が現れますが、胆嚢炎が発症してしまうと胆汁の性状が変わり、胆石や胆泥になりやすくなります。その他、食事の量や質(特に高カロリー、高脂肪の食物)、肥満、運動不足、老化、体質、遺伝的要因があります。

治療胆汁の分泌を促進する利胆剤による内科的治療が中心です。根本的な原因が、胆嚢炎の場合、抗生物質や消炎剤による治療、甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症などの内分泌異常が原因の場合は、ホルモン剤による治療が必要となります。しかし、内科的治療には限界があり、胆泥、胆石などが物理的な閉塞を引き起こしている場合は唯一の治療法は外科的な処置になることも少なくありません。なので良質の低脂肪食や運動での食事療法をベースに現状維持に努め、犬の状態により薬の投与などで胆泥量を減らします。最悪の場合外科手術を行なうなどが一般的ですが、病状が悪化した場合の外科手術は、危険を伴うので早期手術を実施する場合もあります。

対処ビーフジャーキーや高カロリー・高脂肪などのおやつや食事は控え、適切な食事や運動、健康管理を行う事が大切です。また、ストレスで免疫力が低下し、胆嚢疾患を発症しやすくなることもあるので犬に社会性を身に付けさせてストレスが受けにくい性格にするのも対策です。肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、胆泥症は徐々に症状が悪化する慢性タイプのが多いので定期検査を行うことで早期発見・早期治療に期待できます。

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セフェム系第1世代の代表的な広範囲スペクトラムの殺菌性抗生物質セファレキシン
セファレキシンは、セファロスポリンが広範囲スペクトラムの殺菌性抗生物質であり、犬、猫のバクテリア感染(皮膚、泌尿器系、呼吸器、骨、間接の細菌感染など)に使用されます。

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クラベットペニシリン系抗生物質アモキシシリンの複合抗生物質製剤です。細菌を生産し、分解を防ぐための安定した炎症を抑える抗菌力を発揮。

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