ジステンパー
ポイント

  • 症状は感染後、4~7日後には熱が出て食欲不振、元気がなくなる
  • 咳、目ヤニ、鼻汁などの症状、顔面や体の一部の痙攣、発作、肉球が硬くなるなどの症状
  • ワクチンを接種して免疫力が高い犬は、軽い咳で収まる場合がある
  • 子犬と、免疫の無い成犬や老犬も感染する
  • 原因は経口感染、経気道感染、平均4~7日の潜伏期間を経て感染
  • 感染しやすく、発病すると治りにい
  • 冬は伝染が強まり、発症した犬との接触に限らず感染する
  • ウイルスは-10℃で半年以上4℃で7~8週室温で7~8日感染力を維持
  • 治療は病状に応じて抗生物質の投与、栄養剤、ビタミン剤長期にわたり治療
  • 経過が長い病気、消化がよく栄養価が高い食事を与える
  • 致死率は90%

syouzyouジステンバーは、犬の感染病の代名詞ともいえる程よく知られています。寒く乾燥した冬は、少しの間生存できるので伝染が強まり、発症した犬との接触に限らず感染する事もあります。またジステンバーウイルスは-10℃で半年以上、4℃で7~8週、室温で7~8日、感染力を維持します感染しやすく、発病すると治りにくく、最終的には全身に広がり、脳まで達します。ワクチンを接種して免疫力が高い犬は、軽い咳のような呼吸器症状で収まる場合がある。感染すると、4~7日後には熱が出て食欲不振になり、元気がなくなります。そのあと、熱は一旦下がり下痢などの症状も出ますが、治ったかのようになります。しかし、再び発熱が始まり、咳、目ヤニ、鼻汁などの症状が現れ、犬によっては1ヶ月以上経過してから顔面や体の一部の痙攣、発作、ハードパットといわれる肉球が石のように硬くなるなどの症状も現れる事もあります。

ganinジステンバーは子犬の病気と思われがちですが、免疫の無い成犬や老犬も感染し、犬のジステンバーウイルスは分泌物の吸引、尿や便を舐めるこでの経口感染、経気道感染、感染した犬に接触により、平均4~7日の潜伏期間を経て感染します。致死率は90%と非常に高い。

治療ジステンバーの診断は、その症状とジステンバー感染により細胞原形質内に正常では存在しない染色体の物質が出現する検査、血清抗体検査などによってされます。ウイルスに直接効果のある薬はありませんが、病状に応じて抗生物質の投与、発熱、咳、下痢、神経症状など症状に合わせた治療、栄養剤、ビタミン剤などの補給が必要で長期にわたり症状によって治療していく。

対処ワクチン接種を年に1回行う。経過が長い病気なので、体力の消耗を極力押さえ、消化がよく栄養価が高い食事を与えてください。季節の変わり目、冬、夜間などの冷え込む時期には、十分に保管する必要があります。