乳腺腫瘍
ポイント

  • 症状は乳房、乳腺組織にしこりができる
  • しこりの大きさや硬さなどは、数はは様々
  • 腫瘍は急に大きくなる場合もあれば、ゆっくり大きくなるものもがある
  • 乳腺腫瘍にも6歳以下で見られる場合があるが良性の場合が多い
  • 炎症で絞ったりすると半透明の分泌物が出たり、膿や血も混じっていることもある
  • り一番腫瘍が見つかるのは、頭の側から数えて4番目、5番目
  • 原因はホルモンの関与といわれているが明確ではない
  • 高齢犬、避妊手術を受けてない犬などは多い
  • 治療は手術を施してその時に細胞も採取して検査
  • 手術は、部分切除か片側切除、その時に避妊手術も施す
  • 部分切除の場合、手術が半日でリスクも少ないが、他の乳腺にもまたできる場合がある
  • 片側切除の場合、手術が長く、入院も必要、リスク、術後も痛みが伴うが切除した部分の発症はない
  • 悪性の場合、切除して6ヶ月以内に肺やリンパ節など転移しなかった場合完治になる
  • 肺やリンパ節などにも転移した場合の寿命は約6ヶ月
  • 対策は避妊手術
  • 早期発見が大事なので、普段からお手入れをしながら腫瘍、イボが無いか確認

syouzyou乳房、いわゆる乳腺組織にしこりができるのが唯一の症状です。しこりの大きさや硬さ数はなどは様々です。腫瘍は急に大きくなる場合もあれば、徐々にゆっくり数年にかけて大きくなるものもありますが、乳がんの場合、急速に大きくなる傾向があります。乳腺腫瘍にも6歳以下で見られる場合がありますが、この場合は良性の場合が多い。 悪性腫瘍が急激に大きくなた場合、炎症を起こし、触って絞ったりすると半透明の分泌物が出たり、膿や血も混じっていることもあります。 犬の乳首は基本10個(左右5個ずつ)ですが、一番腫瘍が見つかるのは、頭の側から数えて4番目、5番目です。(犬により乳首の数は異なります) 腫瘍の場所は乳首から下に1cm~2cmぐらいの場所にできます。 悪性の場合、肺やリンパ節などにも転移します。その場合の寿命は約6ヶ月ぐらいです。

ganinメスの全腫瘍中約半数にものぼり、乳癌の発生率は年齢が高くなるにつれて発症率も高くなり、特に避妊手術を受けてない犬や発情期(生理)が来る前に避妊手術を受けていなかった犬が多く認められます。メスのホルモンの関与を重視する研究もありますが、明確な原因は分かりません。

治療乳腺腫瘍の場合は、悪性か良性か細胞を採取して検査しても信憑性は低いので、手術を施してその時に細胞も採取して検査を出します。 手術は、部分切除か片側切除になります。その時に避妊手術もします。 部分切除の場合は、手術の時間が半日でリスクも少ないが、他の乳腺にもまたできる場合がある。 片側切除の場合は、手術の時間が長く、入院も必要で、リスクがあり術後も痛みが伴う。しかし、乳腺を切除した部分は乳腺腫瘍の発症はない。 悪性の場合、切除して6ヶ月以内に肺やリンパ節など転移しなかった場合完治になります。初めに片側切除の手術をして1回で手術を済ませ、今後の他の乳腺に発症の確率を減らすか、手術のリスクを考え、乳腺腫瘍が発症するたびに部分切除するか犬の症状や年齢によってよく獣医師と相談して最善の治療を行ってください。

対処1歳前後で予防は発情期(生理)がくる生後8ヶ月までに避妊手術をすると発症確率が極端に下がるといわれています。2歳半を過ぎると避妊手術をしても発生率に差がないといわれています。早期発見が大事なので、普段からお手入れをしながら腫瘍、イボが無いか確認しておきましょう。また、子供を生ますつもりがないなら避妊手術も予防につながります。