syouzyou急性肝不全は、すなわち急激に肝臓の障害が進行して行くことで、劇症肝炎とも呼ばれます。症状として、黄疸、腹水、出血傾向があり、それらの発症数週間以内に意識障害(肝性脳症)などが見られ、アンモニアのような口臭がすることがあります。慢性肝不全は、長期の肝障害の後に起こる状態で、進行した肝硬変で見られます。この場合の症状としてやはり腹水、出血傾向がありますが、最初は急性のものほど黄疸は顕箸ではありません。意識障害が繰り返して見られ、更に肝障害が進行するとついには黄疸もはっきりとした症状で現れ、急性肝不全と同じような症状になります。

ganin肝臓の機能が著しく低下し、その結果生命の維持が困難になるように症状があらわれます。それと共に、神経障害を併発した状態をいいます。病勢により急性、及び慢性に分けられます。

治療まず安静につとめ、肝臓に負担をかけない処方食を食べさせて、肝臓で代謝出来ない有害なものを除去するために点滴をします。これらで回復する場合もありますが、予後は一般的によくありません。