ポイント
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尿道結石になるのは尿道が細いオスになりやすく、メスはなりにくいです。いつもより長く排尿しようとしたり、何度も排尿姿勢するが、尿がほとんど出ない場合や尿が出た場合は血の混じってることもあります。完全に詰まれば、犬が排尿のポーズをしても尿は出ません。放置すると急性腎不全になり、急速に尿毒症を起こし危険となります。しかし、多くの例では、大きな石が詰まる前に小さな結石が尿道を塞ぐ為に少し尿が出にくくなり1回の量が少なかったりします。また、石が排出されて急に出が良くなったりします。
肝臓や膀胱の結石が尿道に流れてきて、詰まってしいます。尿道結石の種類にはストルバイト結石、シュウ酸カルシウム結石、尿酸塩結石、シスチン結石、シリカ結石があり、この中で細菌性膀胱炎などの尿路感染症が原因で尿がアルカリ化を起こすストラバイト結石がよく見られます。
詰まりをなくす為、尿道内にある結石を膀胱まで押し戻して膀胱内から取り出します。押し戻せない場合、外科的処置により摘出が必要となることもあり、術後、結石の種類や大きさによって結石溶解療法食などで結石を溶解する内科的治療が行われます。しかし、尿道につかえた結石を手術で摘出しても膀胱内に結石が残っていることも多いので膀胱切開で取り出すこともあります。